プレゼントは「会社には伝えてなかった」

――所属する吉本興業には、プレゼントルールが制定されているのはご存知ですよね。1万円以上のプレゼントや金券をいただいてましたよね?

「スタバ(のギフトカード)が送られてきました。もちろんちょっと使っちゃったりはしましたけど。基本的にほとんどそのまま手つけられてないという気持ちがあって。会社には伝えてなかったんですけど」

2万円のギフトカードは開封されていた

――投げるギフトの指定はしなかったですか? 「ファンダムがいい」と。

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「ファンダムの時って、彼女がまだそこまで投げてない、時期的にも。あの時応援してくれるんだって思い始めた時期っていうのがあるんで。じゃあ、ファンダムかなみたいな」

恩返しで、レミゼのチケットを彼女に取った

――A子さんを3月11日にレミゼの公演に呼んでますよね。なぜ呼んだのでしょうか。

「たくさん投げてくれる人にちょっとでも恩返しできないかなっていう気持ちで。レミゼのチケット、僕は何人かに取ってあげるよって決めてたんです。実際作品が素晴らしいので、彼女のその感受性が豊かだなって、僕を見て笑ってくれるぐらいだから、これを見たらもっとそのなんか心動かされる部分もあるかもしれないし、違う自分も見せられるかもしれないって、ただその気持ちだけでレミゼのチケットを僕は彼女に取ったんです」

©︎文藝春秋 撮影・越野遥

――それによって、彼女にもっと投げ銭してほしいという思いはあったか?

「僕は純粋に感動してほしいし、素晴らしいし、恩返しっていうだけですね。だからもちろんその後によし、これでもっと引っ張れるなんて、そんなことは(思ったことはない)。だってもうやめてくれって言ってたよ、僕は」

「線引きしないと。本当勉強になりました。」

――ファンと今回のような距離感で、投げ銭ありの配信を続けるのはトラブルの元では?

「それ思いました。だからちょっと向いてない。配信してる時は向いてるって言われるんですけど。いざやっぱそういうバックグラウンドのケアになると、もう本当プライベートもそうなんですけど、本当曖昧な返事を繰り返すんで、本当向いてないなって思いました。雑さと、甘えてしまうというか、こんぐらいで大丈夫だろうみたいな。線引きしないと。本当勉強になりました。だからやっぱりみんな芸能人とかはギフトをオフにしてるんだ、っていうのは思いましたね」