A子さんと会っていたのは「ガス抜きのため」

――A子さんは「純粋に応援したいというファンの気持ちを踏みにじられた」と言っている。

「最後のやり取りについては、僕だけがやってるわけじゃなくて。いろんな言葉を聞いた上でね。それを家族、奥さんとか友人とか、こういう場合どうしたらいいのかなっていうので打ってるもので、どうしてもそれが事務的になっている可能性はあるんです。だから、僕だけの言葉じゃないのが、ややこしいところで。だから、いわゆるマニュアル。温度感が急になくなってるっていうところだと思います。どこに行ってもファンの方じゃないです。そうするとちょっとこう、ぐっと引いちゃう気持ちも理解できます?」 

 

――一方で、直接A子さんと会っていた事実もある。

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「それはそのガス抜きのためです。だから今となって良くないんだなっていうのが分かります。良くないんだなっていうのみんなに言われますけど、このDMなんかもちろん返しちゃダメっていうのはわかりますし。だからそこは本当僕の失敗っちゃ失敗ですね。もちろん良かれと思って、喜ぶかなっていうことで、やったことではあったんですが……」

©︎文藝春秋 撮影・越野遥

「この2点だけ、僕の思いを伝えさせてください」

 約1時間近く、記者の質問に答え続けた斎藤。最後に、「この2点だけ、僕の思いを伝えさせてください」と思いの丈を語り始めた。

「基本的に、自分的にはもうそんな大きいの(投げ銭)はいらないんです。やってる対価として大きいのはいらないっていう気持ちが1つあるっていうのは、それは本当なわけ。ただ、もちろんギフトを全く目的じゃないっていうこともない。この2点だけ。綺麗なやつだけにはなりたくないっていうか。

 ちゃんとギフトが目的というのは1個もちろんあるよ。あるけど、ただやっぱトゥーマッチだとこっちもやっぱネタをやって対価をもらう人間なんで、普通の一般の配信の人みたいに、やっぱ上の人とか億とかね、2000万とかもらってるわけじゃないですか。それってやっぱ俺、対価じゃないと思ってる。綺麗な人間じゃないけど、そういう思いが本当だってことは」

©︎時事通信社

 斎藤が所属する吉本興業に斎藤の投げ銭トラブル、プレゼントルールの逸脱について見解を聞くために質問状を送付したところ、以下の回答があった。

「事実関係を確認し、社内規則違反があれば厳正に対応する所存です」

 トラブルの代償はいかに?

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