ヤクルト・高津臣吾監督(56)が崖っぷちだ。チームは4月27日以降、セ・リーグ最下位から一度も浮上できず。6月4日には借金が19まで膨らんだ。

 当然、注目が集まるのは高津監督の去就だ。

「昨季が2年契約の最終年でしたが、今季も単年契約で続投となりました。ただ、開幕から主砲の村上宗隆内野手(25)など主力を次々と怪我で欠き、戦力を穴埋めできずにいる。もともと今季の高津監督は『優勝以外は監督退任が既定路線』と言われていましたが、優勝を狙うどころではなく、シーズン途中での休養説まで浮上しています」(球団OB)

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2021年には日本一も経験したが… ©時事通信社

選手が記者に「来年は誰が監督をやるって聞いてますか?」

 番記者たちの行動にも異変が起きているという。

「本拠地の神宮球場など、関東圏での試合前練習に番記者があまり姿を見せなくなりました。ではどこに行っているかというと、球団事務所や浜松町にあるヤクルト本社ではないかと囁かれています。その狙いは勿論、高津監督の休養のタイミングです。選手たちも気もそぞろで、『来年は誰が監督をやるって聞いてますか?』と記者に逆取材することも。球団スタッフの間では密かに“新監督予想クイズ”まで行われている始末です」(同前)

 そんな雰囲気を高津監督が察しない訳もなく、

「最近の監督は無気力というか、心身ともに疲れが溜まり、覇気がないように見えます」(球団関係者)