「承認欲求」を満たすため――。おぞましい犯行に手を染めた鬼畜教師は、初公判でこう供述した。全国で増え続ける、教員による性犯罪。変態教師を教壇から撲滅すべく、教育現場の実態に迫る!(全3回中の1回目/続きを読む)
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愛知県警が総力を上げて捜査中
「生活安全部長をトップとする捜査本部を、熱田警察署に設置する」
7月22日の午前10時半。愛知県警少年課長が発表文を読み上げると、県警記者クラブに緊張が走った。
県警が、殺人や強盗事件ではない生安部の事件に捜査本部を立てるのは“異例中の異例”のことだ。
「捜査本部の名称は『教員グループによる性的姿態撮影等処罰法違反事件捜査本部』。生安部長以下、74名体制とする」
「いいですね〜」「見入っちゃいます!」女児の盗撮動画で“品評会”を…
今年6月、世間を震撼させた“変態教師グループ”による前代未聞の性犯罪。複数の現役教師が女子児童への盗撮を繰り返し、画像や動画をSNSグループで共有し、〈いいですね〜〉〈見入っちゃいます!〉〈羨ましいです〉等と“品評会”を愉しんでいたのだ。
発覚のきっかけは、名古屋市立御劔小学校の元教員・水藤翔太被告(34)が今年3月に器物損壊容疑で逮捕されたことだった。
「水藤は駅のホームで少女のリュックに背後から体液を付着させた。防犯カメラの映像が証拠となって逮捕されると、取り調べの中で次々に余罪が発覚しました」(県警担当記者)
駅のホームや路上で繰り返し下半身を露出。職場でも女子児童の給食のスープに体液を混入させ、リコーダーに体液を付着させていた。捜査の過程で水藤の携帯電話を解析したところ、SNS上の変態教師グループの存在が明らかになったのだ。




