「別に大喰らいなのが悪いわけじゃない。私は、おいしそうなお菓子を見つけたら夫の分も買うとか、いつも気遣っているつもり。なのに夫側からは、相手や子供の分も残しておこうという、家族への思いやりが見えないのが嫌!」

「家事も頑張ってほしいんだけど」とインスタでチクリ

 他にも、結婚10周年を迎えた21年には、加藤が自身のインスタで松井から指輪を贈られたことを報告。〈想像を超えるギラギラした指輪〉で日常使いができないと告げると、松井から〈似合ってるから毎日つけたっていいじゃない〉と言われたと綴っていた。さらに22年、松井がフットサルとサッカーの二刀流挑戦を発表した際には、寝耳に水だったのか、インスタでこうチクリ。

〈いつから? 家事も頑張ってほしいんだけど〉

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 一見コミカルな文章の行間から夫婦の埋めがたい溝が滲むが、自身も離婚準備中の40代女性C美さんは、『おしゃれクリップ』にVTRで出演した松井の発言に決定的な温度差を感じたという。

現在はサッカー指導者に

 加藤は婚姻関係解消後も、中2と小6の2人の息子を育てるため、松井と同居。いわば“同居離婚”だ。これについて松井は「変わらず一緒に住んでますし、紙(婚姻届)の問題だけ」「自分としてはこれからも変わらない」と語っていたが、C美さんは一笑に付す。

「同居しているといっても加藤さんの離婚は『子供が自立するまでは一緒に暮らしてあげるけど、その後は別々に暮らす』という宣告と同じ。松井さんは異性として、完全に加藤さんから見限られていると思いました。VTRでの松井さんの発言に、加藤さんは噴き出していましたよね。『何もわかってないんだな』と感じたのだと思います」

松井は「紙の問題だけ」と言うが…(『おしゃれクリップ』より)

 じつは冒頭のA子さんも数年前、籍を抜いた後も同居する“加藤ローサ型離婚”に踏み切った。

「DVのような決定的な理由があったわけではないのですが、子供が自立した後も元夫と暮らすのは無理だなと思いました。熟年離婚は抵抗されそうでしたが、子育て中の同居離婚なら、『いずれ元サヤに戻るだろう』と期待するのか、応じてもらいやすかった。でもこちらからすれば、1度籍を抜いてしまえば、後は好きな時に逃げられる。中学生の息子も両親と一緒に暮らせて嬉しそうだし、互いに仕事を持っているのでマンションのペアローンもそのままです。何より、妻という立場から降りたことで、『夫の世話を甲斐甲斐しく焼かなければ』という気持ちがなくなったのが精神的にラクです」(A子さん)