今年6月、「複数のコンプライアンス違反」があったとして日本テレビ『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板した元TOKIOの国分太一(51)。11月26日には芸能活動休止となってから初めて公の場に姿を見せ、自身のどの行動がコンプライアンス違反と判断されたのか、「答え合わせ」をしたいとの意向を明かした。
だが、同局の福田博之社長は、その5日後に行われた定例記者会見で、国分の主張を次のように一蹴する。
「自らの行為について会見で『心当たりがある』『反省を繰り返している』などと述べている。答え合わせをするまでもない」
埋まらない両者の深い溝。騒動の渦中、一番の相談相手として国分を支えてきたのが、メンバー(当時)の松岡昌宏(48)だった。
松岡は今何を思うのか。12月2日午後、早足で仕事先に向かう松岡に「日テレの記者会見は見ましたか」と尋ねると、言葉を選ぶように時折、神妙な面持ちをしつつ、こう語るのだった。
「あのときも今も、日テレサイドからは何の説明も報告もなかったんですよね」
「降板の公表前に国分の口からそのことは聞きましたが、日テレさんからは5カ月以上、何も説明はなく、全くゼロです。その状態が続く中、昨日の会見で『続けてご出演していただく』っていう言葉を聞いたときは『あぁ、もういよいよ我々にその(進退を自分で決める)選択肢はないんだな』と思いました。我々は、これからどういう立ち位置で、どういうふうに番組と向き合っていけばいいんだろうというのが率直なところですよね。説明がないので『一体何なんだ、これは』と」
「日本テレビの誠実な対応が強く望まれる」
松岡が「週刊文春」に明かした日テレへの戸惑い。Yahoo!ニュースコメント欄では、日テレ側の対応を疑問視する声が相次いだ。
「30年続いた番組で、当事者の国分はともかく、松岡にも何も言わずに、やり過ごす姿勢には誠実さの欠片もない」
「被害者のプライバシーには最大限の配慮をしながら、日本テレビの誠実な対応が強く望まれるところ」
「松岡さんのこのインタビューを素直に受け取れば、一緒に仕事をする相手として礼を欠き過ぎていると感じました」
一方で、「おかしいだろ!って言えたら簡単かもしれないけど、色々なしがらみがあって難しい立場だと思います」と日テレの姿勢に一定の理解を示す声もあった。
◆
40分におよぶ直撃取材で松岡は、日テレへの思い、国分からの相談、TOKIOメンバーとの話し合いなどについても語った。記事の全文は、現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。

元TOKIO松岡昌宏が激白「日テレさんからは何も説明はない」「どの部分がコンプライアンス違反か聞いておきたい」【国分太一vs.日テレに新展開】
週刊文春の注目記事
文藝春秋が提供する有料記事は「週刊文春電子版」「Yahoo!ニュース」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。

