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26歳になった“アイドル・白石麻衣”は「もう、どこへでも行ける?」

26歳になった“アイドル・白石麻衣”は「もう、どこへでも行ける?」

どうしても気になる乃木坂46からの卒業のこと

2018/08/20

 乃木坂46には、西野七瀬、桜井玲香、衛藤美彩、齋藤飛鳥など、字面からして麗しい名前が並ぶ。なかでも白石麻衣ほど実体と一致した名前もないだろう。透き通るような白い肌は、まさに名前どおりと思わせる。

アメリカ西海岸で撮影された写真集『パスポート』。累計30万部を突破している

写真集は30万部、購買層の3割が女性

 その白石麻衣はきょう8月20日が誕生日で、26歳になった。昨年2月に発売されたソロ2冊目の写真集『パスポート』(講談社)は、写真集の売り上げランキングで年間1位を獲得、その後も版を重ねて累計発行部数30万部を突破している。

 乃木坂46は清楚なイメージを前面に出し、男性誌のグラビアでも露出は控えめだった。それが『パスポート』では、「おしゃれでセクシー」をテーマに、白石の水着姿やランジェリー姿なども収録し、従来のイメージを覆す過激さで話題を呼んだ。また、購買層は通常男性が9割とされてきた女性タレントの写真集にあって、『パスポート』は女性が3割を占めたことでも特筆される。女性からの支持は、『Ray』『LARME』といったファッション誌でモデルも務めた白石ならではだろう。

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 白石は2011年、乃木坂46の1期生オーディションに合格して、芸能活動を開始した。ただし、それまでアイドルに興味はなく、当時通っていた音楽系の専門学校の担任から勧められるがままにオーディションを受けたという。

「まじめ」で「器用」だけどモノマネ好き

 そんな消極的な理由で乃木坂46に入った白石だが、翌12年発売のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」から今月発売の新曲「ジコチューで行こう!」まで、グループのすべてのシングル表題曲において1・2列目で歌う「福神」メンバーに選ばれてきた。センターにも13年の「ガールズルール」以来、たびたび抜擢されている。昨年の日本レコード大賞受賞曲「インフルエンサー」でも、西野七瀬とダブルセンターを務めた。

 スタッフのあいだでは「まじめ」「器用で振りの覚えも早いし、遅刻もしないし、常に合格点を出してくる」と評価は高いらしい。あの美貌でまじめとなると、何だか取っつきにくい感じがするが、一方で、写真集撮影中にロケバスに入ってきた虫を手で追い払ったり、じつはモノマネするのが好きだったりと(テレビで披露した乃木坂の同期・高山一実のモノマネはそっくりだった)、親しみやすさも見せる。『パスポート』巻末のインタビューによれば、本人も《『面白いね』って言われるのが一番うれしい》《表面的な部分だけじゃなくて、中身まで見てくれているんだ、って思えるので》という。