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“真麻パパ”高橋英樹 74歳でも活躍し続けられる理由

西村京太郎作品の十津川警部役も有名 ©共同通信社

「この年になって違う自分を表現できるのは、役者冥利に尽きます」

 米倉涼子(43)主演の連ドラ「リーガルV」(テレ朝系)。高視聴率が続く同作に出演中の高橋英樹(74)が、言葉通り新たな一面を見せている。

「高橋演じる京極雅彦は、米倉が管理人を務める弁護士事務所の所長。元大学教授で実務経験ゼロの“ペーパー弁護士”です。初めての弁護活動に嬉々として取り組む無邪気なオジさん、という役柄を悠々とこなしている。京極の、空気を読めない言動も癒しポイント。『ドクターX』で米倉の師匠役を演じた岸部一徳(71)のような役廻りです」(放送記者)

 若い視聴者にとっては、娘・真麻(37)の隣で相好を崩している姿がお馴染みの高橋だが、本来は、1961年の日活ニューフェイスとしてデビューした“ザ・映画スター”。演技でコミカルな面を見せるのは珍しい。

 デビュー2年後に「伊豆の踊子」で吉永小百合(73)の相手役を務めて注目を浴びた高橋は、その後「男の紋章」シリーズで任侠映画の顔となった。が、やがて日活が斜陽になり、転機が訪れた。