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「出てほしくない」部門発表

 では、ここからは「出てほしくない」部門。

 2位に1000票差近くつけて、断トツの1位だったのが、和田アキ子(67)だ。

「毎年、ヒット曲もないし、番組で歌っている姿もあまり見ないのに当然のような顔して出ているのが疑問だし腹立たしい」(27・男)

「偉そうな態度が嫌い。1年の締めくくりの時に顔を見たくない」(50・男)

「紅白では『笑って許して』『あの鐘を鳴らすのはあなた』を交互に歌う程度で飽きがきている」(36・男)

「昨年の落選は大成功。多くの人の賛同を得た。でも、落選の恨みつらみを語っていたので、NHKも怒ったはず。再登場という悪夢は見たくない」(74・男)

和田アキ子 ©文藝春秋

 作家で「怪物番組 紅白歌合戦の真実」の著者である合田道人氏が語る。

「和田アキ子の『あの鐘を~』は昭和47年の日本レコード大賞(最優秀歌唱賞)受賞曲でしたが、当時はあまりヒットしていなくて、その年の紅白でも歌っていない。平成になってCMで使われてからヒットして初めて紅白で歌ったんです。以降、何度も同じ曲を歌うようになり、時代と共にそれが許されるようになった。でも昔の紅白は、その年を代表する歌手しか出られなくて、その年にヒットした曲を歌わなければいけなかったんです」

 2位にはAKB48が登場。過去には100人を超える大所帯で紅白のステージに上ったこともあるが……。

「もう飽きた」(47・女)

「受信料を支払って、なぜ大晦日にお遊戯会を見なきゃならないのか」(57・女)

「歌が下手。指原莉乃がうるさい」(57・女)

AKB48

ジャニーズ枠に批判殺到

 先ほど「出てほしい」部門で8位だった嵐は、こちらの部門では3位。

「昨年の相葉雅紀の鼻声のたどたどしい司会ぶりに、げんなりした」(62・女)

「歌手としては良いが、5人でキョロキョロ顔を見合わせながら司会するのを止めてほしい」(41・男)

 と司会進行の不得手を指摘する声が相次ぐ一方、「ジャニーズだからといって、枠が多すぎて他の歌手が少なすぎる」(13・女)という至極まともなコメントも殺到。ちなみに2位のAKB48に対しても「ひと枠でいい。AKBとか欅坂とか乃木坂とかキリがない」(52・女)との声が。

 芸能関係者が内情を語る。

「毎年10月頃に、レコード会社側がNHKに出向いて、紅白のチーフプロデューサーらを前に『今年はこのアーティストを出したい』とか、『うちはこの子を押します』と出演枠を取るために30分程のプレゼンをするんです。ジャニーズ枠があるというのは有名な話で、紅白といえども事務所の意向が大きく反映されます」

 現に昨年はジャニーズが6組も出演。一昨年は7組、その前年は6組が出演した。元ジャニーズ「忍者」のメンバー古川栄司氏が以前のことを振り返る。

「かつてはジャニーズ枠が3つだった。忍者が出た年、残り2枠は少年隊と光GENJI。だからマッチさん(近藤真彦)と男闘呼組は出られなかったんです。3枠の時代はわりと長く続いて、嵐も売れていたのに、紅白に出場するまでは時間がかかりました」

 意外に嵐も長い下積み時代があったのだ。