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2018/12/21

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朝2時半出社も、慣れれば習慣に

 渡部さんが最初に配属されたのは、足立区の保木間事業所(現在の足立環境事業所)だった。渡部さんと同じように運転好きのクルーが多く、風通しのよい職場だと渡部さんは感じた。

「でも、朝早いのが最初大変でした」と照れくさそうに笑う渡部さん。「朝3時に点呼があるので、毎朝2時半には出社していたのですが、最初は起きられなくて……。必ず、目覚ましを2つ以上セットしていました」と当時をふり返る。

「朝早い分、お昼過ぎには帰れます。だんだん体が早起きに慣れてくると、退社後の時間を有意義に使えるようになりました」

大事なパートナーの車両は、帰庫後毎日点検を行う
オイル点検のやり方を指導する渡部さん(左)

勉強がもたらした表彰状

 産業廃棄物の収集は、業務にあらゆる法律が関わってくる。入社前の面接時から、法令に関わる業務が多いので勉強が必要だという話は聞いていたが、実際に働いてみると、法令違反で罰則の対象になるリスクもあるため、スタッフ一人ひとりが法律について知識を持たなければならないことがわかった。

「ドライバー1人ひとりが法令について知らないと、確度の高い仕事ができない」と考えた渡部さんは、職場の応援もあって、入社後1年で運行管理者試験に合格した。

 この運行管理者資格を取得したことで、渡部さんは平成24年、不均衡となっていた運行コースの抜本的改革の主担当も務めることになった。このプロジェクトは会社の収益改善とドライバーの負担軽減に大きく貢献し、「鉄道運輸サービス 優良社員」として表彰もされた。

日本鉄道運輸サービス協会から表彰された時の賞状