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【8区】駒沢大の給水係にあのモノマネ芸人が……
JR藤沢駅から歩いていける観戦スポットということでファンには知られた遊行寺。しかもここは15km付近で行われる給水も見ることができるお得な場所です。この給水を誰が行うかも見逃せないポイントになってきます。
昨年の名場面としてあげたのも、8区で東海大の三上嵩斗選手が小松陽平選手に給水した、通称“三上水”のシーン(「箱根駅伝、勝負を決めたのは東海大8区“三上の給水”だった――箱根駅伝2019『TVに映らなかった名場面』復路編」)。おかげさまで文春オンラインのスポーツ部門、BEST記事にも選ばれました。
その記事を見て「僕もいたんですけどね……」と連絡をしてきたのが、駒澤大陸上部でマネージャーと主務を務めた、モノマネ芸人のM高史さん。川内優輝さんのモノマネでおなじみですね。実はこの給水、現役の部員ではなくても関係者やOBなら担当することができ、過去には早稲田大の大迫傑選手に槍投げのディーン元気選手が給水をしたこともありました。その給水係ですが、選手と並走するため、1km3分ペースの走力が求められる。そんな人はなかなかいませんから、今年はMさんが4区と8区の給水に大抜擢されました。
Mさん、初期VFでの熟練の給水! pic.twitter.com/b9B8VDQGrB
— Paul (@m_paul_paul) January 3, 2020
全く紹介されませんでしたが、テレビには選手を待つMさんの姿が確かに映っていました。新作ジャージの支給はなかったのでしょう。ご自身が駒澤大主務時代に着ていた古いデザインのジャージを着ていたことも付け加えておきます。