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若き猛牛軍団のスピードスターの一人に

 涼しそうな顔してるけど、あの子はキャンプから虎視眈々と一軍をレギュラーを狙っているように見えました。小奇麗に見えるけど、泥臭いですよ、あの子は。

 優勝した次の年やからこそ、新たな戦力が重要と言われるプロ野球界。バスケットボールではクラッチタイムと言われる試合を決するゲーム終盤の勝負の時間帯。そのクラッチタイムには学生時代からとにかく強かった。勝負所でとにかく次の塁を盗ってくれる選手。若き猛牛軍団のスピードスターの一人に渡部がなってくれるはずなんです。

 今年、最初の原稿で何を書こうか悩みまくった結果、後輩の事を書きました。すみません、でも絶対に素晴らしい戦力になる韋駄天なので応援してあげて下さい。

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 行け! ミニ由伸!

 あ、そうそう、当時の慶大・大久保監督は社会人時代にアトランタ五輪で銀メダルを獲得し、プロ引退後に都市対抗、東京六大学で何度もチームを優勝に導いた名将。そのプロ時代はバファローズでプレーしていたんです。その教え子、秘蔵っ子が渡部遼人。彼にもバファローズの血が流れているんでっせ。

 今季も若き猛牛軍団が蒼き波に乗っていきます!

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