ナカジマジックは30代の戦士たちをも躍動させてくれるはず
今季は開幕してから最初10試合くらいは先発が毎日違うという采配。え？ ローテーションはどうなったん？！ ええピッチャーを早くローテで回さな不安……大丈夫かいな？て思ってたら4月は貯金が4つもあった。各投手の先を考えながら適性を見出して、各選手の起用法を一年を通してマネジメントする。その為に黒木優太投手をまずは中継ぎで投げさせて、山岡泰輔投手をロングリリーフで使ってみて……思惑はめちゃくちゃあったんやなあと思う。
え？ オリックスの20勝到達が12球団最速やった年はどうなったかって？ 5回とも全部、優勝してるらしいで。え？ 3連覇？ するの？ してまうの？ データ上で行くとそうなるやんか。
「そんなに甘くないわ！ こらっ！」て阿波座あたりの居酒屋のおっちゃんに怒られそう。気を引き締めなあきまへんな。
あ、そうそう、そういえば、大阪にも住み始めて3年が経ちますが京セラドームから歩いて帰ってきて、ふらっと韓国料理屋さんに寄ったら、「田中さん！」て言われて振り返ったら、T-岡田選手と安達了一選手と福田周平選手らあと二人くらいいらっしゃったやろか……2軍で調整している30代のオリックス戦士が「がんばるぞ！」て決起集会してはった。感動した。ファンの皆さん、今季も優勝がかかって、プレッシャーがかかる大変な時に彼らが絶対出て来てくれまっせ。選手マネジメント力抜群のナカジマジックが彼らベテラン勢を躍動させるはず。
「Tが打てば勝てるんよ。え？ ほら、打ったから勝てたやろ。やっぱりTやんか」
そんな声が三宮駅の裏の居酒屋から聞こえてくる気がする。
え？ て文章の中に入れ過ぎてすみませんでした。さて、今回の文章で僕は「え？」を何回使っているでしょうか？？
その「え？」が、なるほどに変わるナカジマジック。令和の名将、ここにありですわ。
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