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《新疑惑・証拠入手》ワタナベエンタ元常務 独立を妨害する“悪魔の覚書”「1年間はSNSも芸能活動も禁止」

「緊急朝礼」で社長、会長が謝罪

 自身がプロデュースした若手男性アイドルA氏に対し、約1年間にわたって、卑劣極まりないわいせつ行為を含むセクシャルハラスメントに及んでいた問題を受け、業界最大手の芸能プロダクション「株式会社ワタナベエンターテインメント」の常務取締役を解任となった大澤剛氏(47)。同社はこの問題を受け、6月29日、渋谷区神宮前にある本社地下イベントブースにて全社員を招集し「緊急朝礼」を行った。

ワタナベエンターテインメントの常務を解任された大澤氏(本人Twitterより)

「文春オンライン」特集班では、この朝礼の一部始終を録音した音声データを入手した。

 告発者から提供された音声データには、渡辺ミキ代表取締役社長が腹心の不祥事を詫び、吉田正樹代表取締役会長が淡々と経緯を説明する様子が約30分にわたっておさめられている。まずは渡辺ミキ社長が開口一番、騒動を謝罪。大澤氏を取締役から解任した事実を報告した。社長の謝罪と会長の経緯説明の部分のノーカット版音声データは別のページで公開している。

ワタナベエンターテインメント・渡辺ミキ社長

「今までも、そしてこれからもアーティストマネージメントに従事するこの会社に日々誇りを持って勤めてくれている皆さんに今回の報道で大変大きなご負担をおかけしたこと、おかけしていること、とても深く受け止めています。本当に皆さんに申し訳なかったと、申し訳ないと思っております。社長として、皆さんに改めてお詫びをさせていただきます。本当に皆さん申し訳ありません」(渡辺ミキ社長)

 そして、渡辺ミキ社長の夫である吉田会長が、大澤氏の報道を受けて内部調査委員会を設置した経緯など、会社としての対応について報告した。

「業務上の間柄を超えた不適切な関係は存在していない」

「調査委員会の調査の結果、この所属タレントと大澤常務の間に記事に掲載されたLINEなどのやりとりは事実として認められた。そのほか関係資料や関係者ヒアリングなど得られた資料を踏まえると、法的な意味での、いわゆる違法な形でのセクシャルハラスメント行為があったとまでは断定できないという結論になりました。しかし、極めて不適切な行為が存在したという事実も同時に確認をされました。

(中略)しかしこの調査委員会のほうでは、このLINEのスクリーンショットを踏まえて調査をした結果、業務上の間柄を超えた不適切な関係は存在していないと、つまり業務上の不適切なものはなかったという風に理解を致しました」

ワタナベエンターテインメント・吉田正樹会長(吉田正樹事務所HPより)

 吉田会長の発言に社員たちは驚いたという。

「まず『業務上の間柄を超えた不適切な関係は存在していない』という言葉に驚きました。内部調査には多くの社員やタレントが応じ、セクハラ事件以外にも大澤さんのこれまでの悪事を告発しています。会長の発言を聞く限り、そうした声が反映されているとは到底思えません。

 会長は外部の識者や弁護士にも意見を聞いたと話していましたが、その弁護士や識者というのは一体どこの誰なのか。そういう具体的な調査内容については一切表沙汰にはならず、完全に閉ざされた調査でした。しかも、今回の朝礼で会長は、コロナの影響でボーナスを大幅削減することを発表した。このタイミングで。怒る社員を前に火に油を注いだのです」(ワタナベエンタ現役社員)

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