連日報じられる高齢者ドライバーの事故。当事者となった場合、また当事者にならないための強い支えになるのが、車に取り付け、映像を記録するドライブレコーダーだ。膨大な商品の中から何を選ぶべきか? 費用は? 他に導入すべきものは? 識者が徹底解説!
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高齢ドライバーによる交通事故が後を絶たない。4月に東京・池袋で発生した、87歳男性による暴走死傷事故も記憶に新しい中、6月4日には福岡で81歳男性が運転するワゴン車が道路を逆走、男性夫妻が死亡した。
アクセルとブレーキの踏み間違いなどの原因が指摘されているが、事故の当事者となったときのために、改めてドライブレコーダー(以下ドラレコ)の必要性を感じた人も多いだろう。
ドラレコは“事故の証拠保全”のためにのみあるわけではない。ドラレコの存在自体が安全運転への意識向上にもつながる、と指摘するのは、ドラレコの製品テストも手がける自動車評論家の岡崎五朗氏だ。
「自分の運転が記録に残る、と意識すると、ドライバーに自制心が働くようです。ドラレコを付けることで、心理的な面から安全運転を促す効果もあるのです」
現在、ドラレコは“第二次ブーム”だという。「日刊自動車新聞」記者の野元政宏氏が語る。
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source : 週刊文春 2019年6月20日号