〈本田圭佑氏設立ファンド、SBIや三井住友銀など出資-153億円調達〉
1月3日、ブルームバーグがなんとも景気のいいニュースを報じた。サッカー元日本代表の本田圭佑(38)が昨年1月に立ち上げたファンド「X&KSK」が、153億円の資金調達を完了したというのだ。
経済部記者が解説する。
「『X&KSK』は、スタートアップを中心に1社当たり3億~5億円で25~30社に投資をすると掲げている。投資対象は日本人が起業した国内外のスタートアップで、企業価値が100億ドル以上の未上場企業、いわゆる『デカコーン』候補であることが必須条件になっています。今回明らかになった出資元はSBIホールディングスや三井住友銀行のほか、GMOインターネットグループや東急不動産、SOMPOホールディングスなど、錚々たる大企業が名を連ねています」

W杯では3大会連続でゴールを決め、イタリアセリエAなど海外トップリーグでも活躍した本田は、投資家としての顔も持つことで知られる。
「2016年に個人投資会社『KSKエンジェルファンド』を設立。2018年には海外の有望スタートアップへの投資を目的にハリウッド俳優のウィル・スミスと共同で『ドリーマーズ・ファンド』を立ち上げました」(同前)
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source : 週刊文春 電子版オリジナル