そこはスパイの巣窟だったのか、それとも……。新型コロナウイルス対応の国の給付金をだまし取ったとして、警視庁公安部は5日、詐欺の疑いで、中華料理店などを経営する「東湖」代表取締役の徐耀華容疑者(62)と同社の経理担当だった小島敬太容疑者(28)を逮捕した。

「公安部は5日午前中に一斉に関係先の捜索に入りました。今回の逮捕容疑は小島が実際は働いていたのに休業したと嘘の申請をして休業支援金約375万円をだまし取ったとするもの。公安部は他の従業員についても同様に虚偽の申請をし、最大で数億円をだまし取った疑いがあるとみています」(警視庁担当記者)

中華料理店の家宅捜索に入る警視庁の捜査員

 通常、コロナ給付金に限らず詐欺事件は警視庁刑事部の捜査二課が担当するが、今回スパイハンターの公安部が事件に着手したのには当然、裏がある。

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source : 週刊文春 2025年2月20日号