“新しいお父さん”となった容疑者が息子に手をかけるまでわずか半年しかなかった――。美人で評判の教諭はいかにして10歳下のヒモ男と出会い、結ばれたのか。資産家の御曹司として生まれ育った容疑者の人生をたどりながら、“親子”間で芽生えた憎悪の闇に迫った。
◆ ◆ ◆
「高校時代、彼がかなり年上の社会人の女性と関係を持ち、トラブルになったことを思い出しました。結婚についてはSNSで今年3月1日に入籍して苗字が変わったと知らされた。『感慨深い1日でした』と嬉しそうな雰囲気が伝わる内容だったので幸せになったと思っていたのですが……」
9月17日、埼玉県の教職員住宅で小学4年生の進藤遼佑君(9)が殺害された事件。逮捕された義父の進藤悠介容疑者(32)の同級生はこう嘆息した。
「息子が英会話塾に出掛けたまま帰らない」
埼玉県内の公立高校で養護教諭を務める遼佑君の母親(42)から110番通報があったのは、17日の午後8時20分のことだった。
「同居していた進藤容疑者は当初、遼佑君が午後4時に帰宅し、『英会話塾に行くのを見送った』と説明。学校側から4年生の保護者らに捜索の協力を求める連絡も入り、行方を捜していたところ、深夜になって教職員住宅の居室前にある水道などのメーターボックスから遼佑君の遺体が発見されたのです」(社会部記者)
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source : 週刊文春 2019年10月3日号