〈誰よりもスワローズを愛し、選手へのリスペクトを忘れず、チームやファンを元気にしてくれたあなたに心から感謝しています〉
さる2月16日、ヤクルトスワローズの人気マスコット・つば九郎役の足立歩さんが永眠した。享年51。オープン戦や公式戦への出演を当面の間見合わせるという球団発表から2週間足らずのことだった。
突然の訃報にファンを含め、球界に衝撃が走った。引用した一文は、2月21日にXに投稿されたヤクルト髙津臣吾監督による追悼の一節である。
自他ともに認める燕ファンのグラビア女王、磯山さやかもショックを隠せない1人だ。
「野球番組の収録中に訃報が飛び込んできました。共演の元選手の方も私も『ウソだよね』と信じられませんでした。つば九郎には会うたびに必ずイジってもらいました。芸能生活20周年に寄せて下さったコメントで“だれ?”なんて書いてくれたり(笑)。共演者を引き立てるフリップ芸、試合のインターバル恒例の空中くるりんぱ(故・上島竜兵のギャグのパロディ。つば九郎は宙高く投げたヘルメットで挑むも未成功)。もう見られないのが寂しすぎます」

つば九郎は12球団のマスコットの中でダントツの人気をほこった。グッズの売れ行きはスター選手すら凌ぎ、中日ドラゴンズのドアラとのディナーショーのチケットは即完売。今をときめくトップアイドルだけに許される「anan」の表紙を昨年9月に飾ったことも記憶に新しい。
つば九郎の著書『つば九郎のぽじてぃぶじんせいそうだん。』(河出書房新社)の担当編集者が言う。
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source : 週刊文春 2025年3月6日号