5キロ4000円に迫るほどに暴騰しているコメ価格。「週刊文春」は先週号で農林族議員とJAの癒着を報じたが、それだけではない。問題の元凶は農水官僚の天下り復活にあった。元次官、元官房長らに直接、見解を問うたところ――。
「政府全体で現役官僚がOBの再就職に関与することが禁止されている現在、農水省ではJAの関連団体に再就職した農水次官経験者が、誰をどこに天下りさせるか事実上、差配しています。天下りを見返りに、現役官僚がJAの意向を踏まえて行動するよう仕向けている実態がある。ここに、コメ不足を引き起こし、米価が跳ね上がってしまう根本的な要因があります」
「週刊文春」の取材にこう告発するのは、農水省の元最高幹部のひとりだ。

遂に5キロ当たり4000円に迫るまでに暴騰しているコメ価格(前年比約1.9倍)。その最大の元凶に迫る。
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source : 週刊文春 2025年3月13日号
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