第1次トランプ政権時代、大統領副補佐官兼米国国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官を務めたアレクサンダー・グレイ氏。1989年生まれでトランプ氏(78)の43歳年下ながら経済・安全保障政策における“懐刀”だった人物だ。

私はトランプ氏が大統領選に初当選した2016年、選挙キャンペーンに参加しました。安全保障や外交政策に関するブリーフィングが契機となり、その後、政権移行チームを経てトランプ政権で起用されました。
彼がユニークなのは、同じ部屋にいる人のほぼ全員に意見を聞くということ。年齢が若かろうが、政策立案に関与していない議事録の記録係だろうが関係ありません。トランプ氏と同じ部屋にいる以上は何かしらの貢献を求められる。そして、彼は肩書に関係なくその意見に耳を傾けるのです。寛大できわめて民主的な上司と言えるでしょう。
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source : 週刊文春 2025年3月27日号
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