「金品とは現金のことだと思った」。「メロン贈与」疑惑を問われ、国会で支離滅裂な答弁を口にした菅原大臣。ならば今回の写真についてどう説明するのか。小誌先週号の発売日。小誌カメラマンの目の前で、菅原氏の公設秘書が有権者に「現金」を手渡していた――。
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「疑惑のデパート」と呼ばれる菅原一秀経産大臣(57)の“面目躍如”だった。
小誌先週号が発売された10月17日の夕方6時過ぎ。東京・練馬区にある「宝亀閣斎場」に一台の軽自動車が滑り込んだ。喪服を着た男は斎場のエントランスを進むと、香典袋を取り出し、恭しい様子で受付に手渡した。
それから約20分後、斎場を出発した車が到着したのは、同区内にある菅原氏の地元事務所だった――。
斎場関係者が証言する。
「この日、斎場で行われたのは、菅原氏の支援者である地元町会の元会長の通夜でした。多くの参列者が集まる中、菅原氏の代理として参列したのが、公設第一秘書のA氏だったのです。香典袋の中には2万円が入っていました」
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source : 週刊文春 2019年10月31日号