「こんな風に学生時代、科学の勉強をしたかった!」
そう話す稲垣吾郎さんが読んでいるのは『藍を継ぐ海』。
山口県の見島で名工が作った焼き物の土を探す男女の心境の変化を描いた「夢化けの島」、北海道遠軽での隕石探索が、アマチュア研究家と引退間際の郵便局員一家に波紋を広げる「星隕つ駅逓」など、科学と人間ドラマを描いた、伊与原新さんの直木賞受賞作だ。伊与原さんは地球科学研究者として、東京大学大学院や富山大学で地磁気の研究をしていた経歴の持ち主。

定時制高校の科学部を描いた前作の『宙わたる教室』はNHKでドラマ化もされ、稲垣さんも放送を楽しみに見ていたという。
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source : 週刊文春WOMAN 2025春号