「昨年秋、仕事を休む社員がすごく多い日がありました。ちょうど、JALの中途採用の最終面接の時期だったので、職場では、『大量に転職するのではないか』と噂になりました」

 

 こう語るのはANAの若手客室乗務員(CA)だ。

 国内航空会社の2大大手であるJALとANA。コロナ禍では旅客数の減少で、収益が大きく低迷した。

 経済部記者が解説する。

「2022年3月期まではともに巨額の赤字。ですがその後はインバウンド需要の急増も手伝い、黒字化を経て、現在は業容の“拡大期”に入っています」

ANAのCA(同社SNSより)

 業界関係者が語る。

「今、航空業界は人材の取り合い。厚遇を提示する会社には、どんどん人が流れます」

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source : 週刊文春 2025年4月10日号