「今回の決算の内容、ボロボロでございます。まっ赤っかの大赤字で……」
孫正義社長(62)の力ない言葉で、11月6日のソフトバンクグループ(SBG)の中間決算会見は始まった。
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SBGは、15年ぶりに155億円もの営業赤字を計上。原因は、孫氏が「私の情熱の97%。頭いっぱい、心もいっぱい」と語る投資規模10兆円のソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の損失だ。
経済部記者が話す。
「投資先である米シェアオフィスのウィーワークの運営会社の評価額が、1月時点の約5兆円から9月末で約6分の1の約8500億円まで目減りした。また米配車大手ウーバー・テクノロジーズも業績低迷で株価が下落。孫社長の“目利き”に疑問の声が出ています」
ウィーワークは、イスラエル出身で創業者のアダム・ニューマン氏(40)に、孫氏自身が惚れ込み1兆円の投資を決断した。だが、
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source : 週刊文春 2019年11月21日号