いま球界は「トルピード(魚雷)バット」の話題で持ちきりだ。元マサチューセッツ工科大学の物理学者で、昨季はニューヨーク・ヤンキースのアナリストだったアーロン・リーンハート氏(48、現在はマイアミ・マーリンズのフィールドコーディネーター)が開発したこのバットは、先端部分が細く、魚雷のような形状をしている。
誕生のきっかけはヤンキースでは従来のバットの芯よりやや根元寄りの位置で打つ打者が多い、というデータだった。先端部分が太くなっている従来のバットでは、先から10cmから15cmのところに芯があった。これをデータに基づき20cmから27cmの位置にずらし、その部分を最も太い形状にしたのである。
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source : 週刊文春 2025年4月24日号