作家の橘玲氏が、玉木雄一郎氏の躍進を支える日本社会の変容を読み解いた。

 財務官僚時代の玉木雄一郎さんに、『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)という「国際脱税小説」の文庫版解説を書いてもらってからの20年以上のつき合いです。民主党から出馬し、2009年の政権交代で衆議院に初当選したときは、「日本に本格的なリベラルな政党を作る」として、石破茂首相のような地方創生を訴えていたように記憶しています。それがいまや大きく変貌して、ちょっと驚いています。

 その背景にあるのは、日本社会の変化でしょう。

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source : 週刊文春 2025年4月24日号