2023年に将棋の八大タイトル全制覇を達成し、現在も将棋の世界でトップを走る藤井聡太七冠。その師匠・杉本昌隆八段は弟子の八冠達成、そして八冠からの陥落をどのように見てきたのでしょうか。週刊文春の連載「師匠はつらいよ」では師匠としての日常や藤井聡太七冠を含めた弟子への赤裸々な思いが綴られています。まもなく200回を迎える、杉本八段の本音が詰まったエッセイ。観る将の方は必読です!(今なら99円ですべての記事を読むことができます。99円キャンペーンは2025年5月7日10時まで)

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八冠達成、歴史的な夜

 

 2023年10月11日、この日は将棋界にとって歴史的な日になった。王座戦第4局で藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に勝利。3勝1敗として王座を獲得すると共に、全冠制覇そして史上初の八冠を達成したのだ。

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彼も人なり

 

 6月20日、将棋界に激震が走った。フルセットまでもつれ込んだ第九期叡王戦第五局で挑戦者の伊藤匠七段が藤井聡太叡王(八冠)に勝利。八冠の一角を崩すとともに、初タイトルの栄冠に輝いたのだ。

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藤井聡太、おやつの才能

 

「最近、藤井聡太さんとどんな話をされましたか? 将棋の話は難しいので、それ以外で」


 インタビューでよくこう聞かれるが、ちょっと失礼ではないか。私は師匠だから、将棋に関係がない話などするわけがないのだ。

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チーム中部優勝報告

 

 このエッセイでも何度か書いたABEMA地域対抗戦。私が監督を務めたチーム中部は、決勝戦でチーム関東Bを破り優勝した。メンバーの藤井聡太八冠と豊島将之九段、若手の八代弥七段と服部慎一郎六段、彼らのおかげである。また応援していただいたファンには感謝申し上げたい。

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source : 週刊文春