「ふざけるのも大概にしろよ。やっと失業保険の認定日だったのに、給付してもらえないって。ホントに殺す気かよ」
4月中旬、大手脱毛サロン「ミュゼプラチナム」の社員・Aさんは、SNSにそうぶちまけた。
2003年の創業以来、積極的な広告と出店戦略で脱毛ブームに先鞭をつけたミュゼ。だが、近年は経営が悪化している。

昨年からは新たなスポンサーのもと、新体制で再起を図っていたが、
「業績の改善には至っておらず、昨年11月以降は従業員への給料の遅配という事態が起きています。今年1月分は給与の30パーセントしか払われておらず、2、3月分に至っては全く支給されていません」(経済部記者)
国民健康保険に入れない元社員も
給料2~3カ月分が未払いという前代未聞の事態に陥っているミュゼ。3000人を超える社員のほとんどが2、30代の女性だ。月給は20万円ほどの社員が中心だが、給料の遅配は従業員の生活に大打撃を与えている。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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