働きづめの生活から解放され、ようやく一息つけるGW。疲れきった心と体を癒すため、のんびりするぞと意気込むあなた。その休養は本当の休みですか? 常識を覆す「攻めの休養」を知ればダラダラ寝てはいられない!

 待ちに待ったゴールデンウィークがやってきた。趣味や旅行を楽しみたいが、休暇の時くらいは寝ておかないと疲れがとれない……こう考える人は今すぐ認識を改めてほしい。

「睡眠=休養は誤解です。若い頃とはストレス度合いや体力が違います。ただ寝ているだけでは疲れはとれません」

 こう話すのは、休み方を研究して20年の博士(医学)・片野秀樹氏。昨年2月に刊行されて以来、版を重ね16万部を突破した『休養学』(東洋経済新報社)の著者である。

16万部のベストセラーを生んだ片野秀樹博士

 睡眠で疲れがとれるという考え方は、肉体労働が中心だった昭和から平成初期までの古い常識だと片野氏は指摘する。一日に何本も入るオンライン会議、チャットやメールへの対応……頭を使う作業に追われる令和のビジネスパーソンは、生活リズムや自律神経が乱れやすい。そんな現代の環境に合わせ、休み方にも新しい常識が必要なのだ。

 下の「疲労チェックリスト」で該当項目が多かった人はすぐに対策してほしい。

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source : 週刊文春 2025年5月1日・8日号