お茶の間でお馴染みの森永卓郎さんが、がん闘病を告白したのは、2023年末のこと。以降も亡くなる日まで働き続けた夫を支えたのが妻の弘子さんだ。2人の出会いから最期の日々までを90分にわたって語り尽くした。
本人は、死ぬ気なんて全くなかったと思います。最後の瞬間まで、その考えは変わらなかった。
闘病生活は1年以上にわたりましたが、本格的に体に痛みが出だしたのは、亡くなる10日ほど前から。それまでは、元気に仕事と趣味に励んでいました。

そう振り返るのは、経済アナリスト・森永卓郎さんの妻、弘子さん(65)だ。森永さんは、2023年12月27日、ステージ4の膵臓がんであると公表した。1年を超える闘病生活の後、今年1月28日、自宅で息を引き取った。亡くなる前日までラジオに出演し、原稿を書き続ける日々。メディアに出演することを避けてきた弘子さんが、夫の死後初めて取材に応じた。
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source : 週刊文春 2025年5月1日・8日号