かつての側近が明かした闇献金。だが石破氏は「記憶にございません」と嘯いた。政治家の常套句が、下根氏に火をつける。「もう嘘はやめて」――。怒りと哀しみの実名告白に、新証言と新疑惑も加わったスクープ第2弾!

 

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 衆議院本館2階の第16控室。約50人の報道陣が集まったその部屋は、異様な熱気に包まれていた。

「私が『闇献金』を告白した下根です。首相の石破さんが、私の言ったことに対して完全否定をしたので、真実を話させていただければと思います」

石破首相は否定するが……

 5月12日の午後3時、そう切り出して記者会見に臨んだのは、石破茂首相(68)の“側近”として総裁選に二度随行し、政治団体「石破茂政経懇話会」の代表も務めていた下根貴弘氏(66)である。

「もう実名で報道いただいて構いません。これは事実でございます。石破さんが嘘をついているか、私が嘘をついているか、2択しかございません。石破さん、私の目を見て、本当のことが言えますか?」

 先週の告白では名を伏せた下根氏の怒りをにじませた問いかけが、ふたたび現職総理の「闇」を暴く。

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source : 週刊文春 2025年5月22日号