「苦渋の決断に至りました」。4月下旬、京都ノートルダム女子大が発表した学生募集停止の報に衝撃が走った。少子化、共学化を受け、伝統校がどんどん“消滅”。今、危ない女子大はどこなのか。有名女子大25校を徹底取材。

 

▶︎定員割れが7割超、関西御三家の一角が陥落危機

▶︎AI、醸造学…新学部で起死回生なるか?

▶︎フェリス、白百合、東洋英和もピンチ

「急展開の募集停止だったようです。大学職員は4月に入ってからも人文学部の新設に向けて動いていたと聞きました」

 声を落としてそう語るのは、大学入試・教育調査を行うアロー教育総合研究所所長の田嶋裕氏だ。その大学とは京都ノートルダム女子大学。もともと京都女子、同志社女子とならんで京都三女子大と称された伝統校だ。2026年度からの人文学部開設を発表していたが、4月下旬に26年度からの学生募集停止が発表された。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら
  • 7

  • 17

  • 5

source : 週刊文春 2025年5月29日号