人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
40代半ばの頃、地方のお寺で“口角泡を飛ば”されたことがある。
通常は、口角泡を飛ばすとは唾を飛ばすほど激しく議論をするさまを表現する言葉だが、この時は一方的に飛ばされたわけで、しかも唾ではなく本物の口角に溜った泡だった。
テレビのロケで伺ったそのお寺。ふだんは公開していない仏像を見せて貰えるとのことで、とても楽しみにしていたのだが。
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source : 週刊文春 2025年6月26日号