日米通算200勝まであと「2」に迫っている巨人・田中将大投手(36)。だが、5月に二軍に降格し、足踏み状態が続いている。
「巨人に移籍した今季の一軍登板はこれまで3試合。だが成績は1勝1敗、防御率9.00と、往年のレジェンド投手としては物足りない成績に留まっている。6月11日には日本ハムとの二軍戦で先発しましたが、雨天も響いたのか、5回4失点と十分なアピールができないまま降板。すぐさま一軍昇格とはなりませんでした」(スポーツ紙記者)
球団側が温めていた、200勝をめぐる“ある計画”も頓挫したという。
「6月6日から8日にかけて、本拠地・東京ドームで田中の古巣である楽天との3連戦が組まれていた。ここで200勝を達成できれば、両チームから祝福されたでしょう。ファンもマスコミも盛り上がることは確実の最高のシナリオでしたが、現実には、そもそも一軍復帰も叶いませんでした」(球団関係者)
だが、阿部慎之助監督(46)の田中に対する思い入れは強く、
「交流戦明けにも一軍に昇格させて、再びチャンスを与えようとしています」(球団OB)

阿部監督からすれば、ベテランになっても目標に向かって邁進する田中を若手の手本としたい気持ちもあるだろう。だが、田中を起用したい動機は、それだけではないようで……。
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source : 週刊文春 2025年6月26日号