第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『遠い山なみの光』。原作は、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの同名小説。1950年代の長崎と1980年代のイギリスを舞台に、悦子、佐知子、ニキという女たちの人生と噓が交錯する。悦子の義父を演じた三浦友和に話を聞いた。

「やっぱりヨーロッパの三大映画祭は、みんなが行きたいと思っている場所。だからって目指しても来られるわけではない。やはり特別ですね。嬉しいです」

 俳優となって53年。日本が誇る名優、三浦友和が、初めてカンヌ国際映画祭のレッドカーペットを歩いた。

三浦さんはカンヌで取材に応えてくれた 撮影:石津文子

 実は三浦さんの出演作がカンヌで上映されたことは『アウトレイジ』(監督北野武)などいくつかあるが、自身の来場はこれが初めて。ベネチア、カンヌ、ベルリンの三大映画祭への参加も初めてだ。

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