藤原 今日は薫ちゃんとのツーショットがあるから、ブラックの装いにしました。きっと黒を着てくるかなって(笑)。
齋藤 ありがとう(笑)。美智子の新刊『何歳からでも輝ける秘訣』、素晴らしかった。ヘア&メイクアップアーティストを64歳で引退してから、もう3年になるのね。
藤原 そうなの。34歳で立ち上げた会社「ラ・ドンナ」も同じ年に解散して、今はビューティ・ライフスタイルデザイナーという肩書なの。薫ちゃんは今、いくつになるの?
齋藤 3つ上だから、69歳。初めて会った時はお互い20代だった。私は1980年に婦人画報社に入社して、創刊したばかりの女性誌『25ans』の編集をしていました。82年からビューティのページを担当したのだけれど、美智子には本当にお世話になった。

藤原 一緒に仕事をするようになったのは私が22歳の頃かな。高校卒業後、美容室をしていた実家を継ぐために美容学校に入ったのだけど、卒業間際に、ヘア&メイクアップアーティスト・松永タカコさんのアシスタント募集を女性週刊誌でたまたま見つけて勢いで応募したの。そしてヘアメイクが何かもよくわからないまま、この職業に就いたの。
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source : 週刊文春WOMAN 2025夏号