6月19日の夕暮れ時、千葉県の閑静な住宅街。ベビーカーを押す女性の3歩先で、小さな男の子の手を引く若い男性の姿があった。歩を進めるたびに3人の距離は近づき、男の子が真ん中に入り、皆が手をつなぐ幸せな「3人家族」の風景。若い男性は靴職人の花田優一(29)。そして傍らでほほ笑む女性は……。
元横綱の貴乃花光司(52)と河野景子(60)の長男というサラブレッドの花田は、幼稚園から青山学院に通い、中等部卒業後、15歳でアメリカに留学した。
「その後、『靴職人の修業をしたい』と両親に切り出し、イタリアのフィレンツェに渡った。修業を終え日本へ戻ったのは2015年秋。ほどなくして“貴乃花の息子の靴職人”としてメディアに取り上げられるようになった」(芸能記者)

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source : 週刊文春 2025年7月3日号