小室圭さん 初任給1800万円でも待ち受ける“NYブラック生活”

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 5月24日、マンハッタンにあるフォーダム大学のキャンパスでは、2年ぶりに対面式での卒業式が開かれた。1936年に建築されたゴシック様式の荘厳な講堂の前で、次々と名前が読み上げられ、臙脂色のガウンに帽子をかぶった学生が壇上に登っていく。教授から「おめでとう」と声をかけられるとハグや肘タッチをして卒業証書を受け取り、拍手で祝福を受ける。

 だが、そこに小室圭さん(29)の姿はなかった。

 2018年夏に渡米した小室さんは3年間のロースクール生活を終え、今後は同地での弁護士資格取得を目指して7月末に行われる司法試験に臨む。秋篠宮家の長女、眞子さま(29)との結婚問題は膠着状態のままだが、着々と自身の夢である「国際弁護士」への歩みを進めている。

当面、帰国の予定はないという小室さん

「コロナの影響で、昨年同様、司法試験はオンラインの予定です。例年、初めての受験者の合格率は70%台ですが、昨秋は問題数が半分だったことから89%と高かった。今年は通常通りの問題数に戻りますが、フォーダム出身者は例年90%前後の合格率のため、小室さんもちゃんと試験対策をすれば合格できるのではないか」(NYの弁護士)

女性弁護士と名刺交換

 合否が判明するのは秋以降だが、一体小室さんはどんな弁護士を目指すのか。ヒントとなるのは、これまでに小室さんが書いた論文だ。NY弁護士会が発行する雑誌「NY Business Law Journal」に二度論文が掲載されているが、一つはクラウドファンディング、もう一つは企業のウェブ開設のコンプライアンスについて。一橋大学大学院の修士論文でも、海外企業の日本への直接投資が少ない原因などについて分析していた小室さん。一貫してビジネスへの深い関心が窺える。

 フォーダム大では外部の法曹関係者らの講演が度々行われていたが、元ゴールドマン・サックスの女性弁護士が「汚職防止のためのキャリアプログラム」というテーマで講演をした際も熱心に聞いていたという。

「小室さんは、質疑応答になると真っ先に手を挙げ『内部告発には、どんな対応をしたらいいか』と質問をしていました。また、講演が終わるなり講師の元に駆け寄り、自身の名刺を取り出して、名刺交換を頼んでいた。他にそんなことをする学生はいなかったので、小室さんの行動は目立ちました。こういう外部の講演には、事前に昼食のピザが用意されているのですが、小室さんはそれも気に入っているようでした。一方で、人権問題を取り扱った講演では、後ろの方に座り、冒頭でピザを食べ終わるとすぐに退室していました」(フォーダム大の学生)

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source : 週刊文春 2021年6月3日号

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