「会社の代表者が書類送検されたというのに、得意先に短い説明のメールを送っただけ。記者会見はおろかプレスリリースすら出さず、説明責任を何ら果たしていない。会社に生まれ変わってもらうために、内情をお話ししたいと思ったのです」
重い口を開いたのは、フードデリバリーサービス「ウーバーイーツ」の運営会社の幹部A氏である。
ウーバー社はコロナ下の“巣ごもり需要”もあり、業績は絶好調だ。
「16年9月のサービス開始時に150しかなかった加盟店は10万店を超え、さらに増え続けている。営業利益は17年が約3000万円、18年が約1億3000万円、19年が約3億4000万円と年3倍のペースで増え、20年も倍以上の増益が見込まれている。今年2月には六本木アークヒルズの森タワーにオフィスを移転しています」(経済誌デスク)
ところが6月22日、「Uber Eats Japan 合同会社」で代表を務める武藤友木子氏(47)と、ウーバーイーツのコンプライアンス担当者だった元社員の女性(36)が、入管難民法違反で警視庁に書類送検された。
「容疑は2020年6月から8月に在留資格の確認を怠って、ベトナム人の男女2名を不法就労させた疑い。男は他人の在留カードをブローカーから入手し、配達員として働いていました。警視庁は昨年1年間で就労資格がない外国人が184人働いていたことも確認している」(全国紙記者)
この武藤代表とは、どんな人物なのか。
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source : 週刊文春 2021年7月15日号