俳優・三浦春馬の突然の死からまもなく1年。アミューズ主催の「お別れの会」はコロナ禍で中止に。そんな中、親友や恩師、共演者、監督らが小誌の取材に応じ、今だから語れる「春馬との日々」を明かした。そして実母も――。
俳優・三浦春馬(享年30)が自ら命を絶ってから、9カ月余りが経った今年4月26日の昼下がり。東京都内を出発した運送業者のトラックが常磐自動車道を進み、茨城県内の住宅街に忙しなく停車した。
その日、三浦の実母・A子さんの自宅に運び込まれたのは、三浦が買い集めていた家具一式。いずれもサイズが大きく、しばらくの間、別の場所に保管されていた“最後の遺品”だ。
たった1人の息子を亡くしたA子さん。自宅の一室には、三浦が生前使っていた財布や携帯電話、几帳面な文字で綴られた手帳が並べられている。遺品の中からは、ファンから届いた数多くの手紙も見つかった。
そして、彼女が毎日のように、目を瞑って手を合わせる「遺影」には――。
◇
三浦が僅か30年の生涯に幕を下ろしたのは、昨年7月18日のことだ。まもなく一周忌を迎える。
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source : 週刊文春 2021年7月22日号