2019年末をもって歌手活動を終えた森昌子(62)に、その引退前後、ファンとの交際をめぐって警察を巻き込むトラブルが起きていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
森は2018年秋、コンサートの“出待ち”をしていた40代のファン、Aさんに声をかけ、やがて自らの車や楽屋に呼ぶようになった。19年3月に森が引退を発表してからは、Aさんは無報酬でコンサート会場でのグッズ販売を手伝うなど関係を深めた。森はAさんに、「大好き」「引退したら近くに住む」など愛を打ち明け、自宅マンションにも招くなど親密な関係となった。
だが、引退が近づくにつれ、森の態度は徐々に距離を置いたものに変わっていった。そして引退後の今年2月、森のマネージャーがAさんを「一体何がしたいんだ!」と面罵。その後、森の個人事務所がAさんを森への「ストーカー」として渋谷警察署に相談するに至った。
Aさんは、「週刊文春」の取材にこう答えた。
「私は、引退後は一緒にいられるという昌子さんの言葉を信じ、応援したい気持ちで物販も手伝いました。警察には、今後昌子さんと接触しないことを約束しました」
一方の森の個人事務所は、Aさんについて、自宅マンションに招いたこと、警察にストーカー相談をしたことを認めた。
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source : 週刊文春 2021年7月29日号