デキ婚、遅刻癖…高藤直寿に腹を括らせた 井上監督の一言

「週刊文春」編集部
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「決勝後、井上監督と顔を合わせた際の第一声は『いろいろご迷惑を掛けて、すみませんでした』だったそうです」(スポーツ紙記者)

 柔道男子60キロ級を制した高藤直寿(28)は決勝直後のインタビューでも、泣きながら井上康生男子代表監督(43)への感謝を述べた。2人に何があったのか。

 

 栃木県下野市で育った高藤。父・憲裕氏が幼い頃の様子を回想する。

「1歳の時に“高い高い”をしたら、怖がって服の袖をつかんだんです。その時から動物的な感覚が鋭かったですね。小学校の運動会のリレーでは『他の子には任せられない』とバトンを渡さず2周走ったり、サッカーでもパスしないで自分で駆け抜けてゴールしたり。とにかく負けず嫌いで、団体競技には向いてなかった」

 柔道の才能も始めた当初から感じていたという。

「小さい頃から教えてもいないのに、他人の動きを見ただけで技を覚えてしまうんですよ。小学5年のときにはもう『五輪を目指すんだ』と言い始めた」(同前)

 小中高すべてで全国を制覇。東海大進学後の2013年には、初出場した世界選手権で優勝を飾る。

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source : 週刊文春 2021年8月5日号

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