「練習にはいつもご両親がついてきていて、サポートが大きかったと思います」
こう語るのはスケートボード女子ストリートで金メダルを獲った西矢椛(もみじ)(13)が所属する「ムラサキスポーツ」の先輩プロスケーター・森岡正治さんだ。
西矢がスケボーを始めたのは5歳の時。
「(以前から趣味でやっていた)お父さん(39)と2歳上のお兄さんの影響でスケボーを始めたそうです。僕が初めてモミちゃんに会ったのは小学校2年の時。三つ編みの可愛らしい少女で、とてもスケボーをするような子には見えなかった。甘いものが好きで、特にミックスジュースが好きだと言っていました」(同前)
スケートボードはクラブやコーチなどの環境がまだ日本では整っておらず、大会も男女一緒に競っていた。
「はじめて五輪種目になったことからも分かるように、スケボーはまだ発展途上の競技です。モミちゃんも数年前までは男子と一緒に大会に出場していたので、自然と同じレベルで競っていた。男子並みのジャンプを繰り出していて驚かされましたよ」(同前)
驚異のジャンプを生んだのは、家族一丸での猛練習。
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source : 週刊文春 2021年8月5日号