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「テラスハウス」に3人目の告発者「過呼吸の花さんをカメラは追い回した」

「週刊文春」編集部
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木村花さんの母・響子さんの告発を契機に、テラスハウスの番組制作に重大な疑義が生じている。今回、番組スタッフが新たに明かしたのは、花さんを追い込んだ「地獄の撮影現場」の内情だ。そしてフジの不誠実な対応に業を煮やした響子さんはある決断を下す――。

◆ ◆ ◆

「私が目にしたことをお伝えします」

「問題は悪質な“やらせ”が横行する撮影現場で出演者の人権がないがしろにされていたことです。花ちゃんが過呼吸になった悲惨な光景が今でも目に焼きついて離れません。どうしてあの時カメラを止めなかったのか……。花ちゃんの無念の死のために私が目にしたことをお伝えします」

 こう語るのは『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)の撮影現場にいたスタッフだ。フジテレビが責任回避を続ける中、女子プロレスラーの木村花さん(享年22)の母・響子さんの“やらせ”告発に賛同する新たな証言者が名乗りを上げた――。

 7月10日、都内の霊園で花さんの四十九日法要がひっそりと行われた。紫色の位牌には、法名「紫月陽花信女」が記され、アジサイの蒔絵が施される。

木村花さん

 花さんの祖母(72)は位牌を愛おしそうに見つめながらこう語った。

「親子3代、アジサイが好きなんです。花は得意技のグラウンド卍固めも『ハイドレンジア』(アジサイの英語名)と名付けたほど。花は明るくて心優しい子だった。あの子がいるといつもにぎやかでね(笑)。私は『テラスハウス』を観る度に花は凶暴な子ではない、ネットで謂れのない悪口を言われてしまうと心配していた。5月15日の私の誕生日会では花のプロレスの試合の録画を一緒に観ました。その時、悲しい素振りは全く見せなかった。今は悔しくてたまらないけれど、花のために力を貸してくれる人が支え。文春を読んで涙が出た。勇気ある告白をしてくれた快くんに『ありがとう』と言いたい」

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source : 週刊文春 2020年7月23日号

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