心筋梗塞から…ムツゴロウさん(86)長女が明かす 生命力の秘密

「週刊文春」編集部
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「よーしよし」と猛獣とも笑顔で戯れ、「ムツゴロウ動物王国」を開園、テレビ番組などで親しまれた畑正憲氏(86)。だが2006年に「東京ムツゴロウ王国」が破綻、3億円の負債を背負ってしまう。執筆・講演で負債は完済したというが、いまはどんな生活なのか。

 現在は北海道中標津町で、妻・純子さん(86)と穏やかに暮らしているという畑氏。近所には長女夫婦が運営する「ムツ牧場」もある。

 畑氏に取材を申し込むと、「定期健診」とのことで、代わりに長女の津山明日美さんが話をしてくれた。

「父は1980年に『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』が始まってからは、年の半分以上は海外に滞在する生活でした。だからこれまでの人生で、母と2人で暮らす時間は本当になかった。いま母は『一緒にい過ぎる』と言っていますが(笑)」

 娘にとって、父は面白いものを次々と帽子から出す“魔法使い”だった。

「昔、『小人のお弁当を作ろう』と、東大時代に培った顕微鏡のスキルを駆使し、3×1.5センチほどの弁当箱に極小の唐揚げや卵焼きを詰めてくれたことも。小学校高学年の頃は約1年間、父と2人で毎日8~10キロ、馬に乗り続けました」

 かつて、「動物王国」には犬だけで約500頭がいた時期もあった。

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source : 週刊文春 2021年8月12日・19日号

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