東証一部上場の大手住宅メーカー・タマホームの取締役が、社員に対して風俗店の利用を推奨し、利用後に内容を報告させていたことが「週刊文春」の取材でわかった。「週刊文春」の入手したLINEや証言によれば、玉木伸弥社長も風俗店利用推奨に関与していた疑いがある。
タマホームを巡っては、これまで事実上の“ワクチン禁止令”が出されたり、携帯の5Gがコロナを引き寄せるからと同機能オフを社員に推奨したり、といったコロナに関する不可解な状況を、「週刊文春」は過去2週にわたって報じてきた。
今回、タマホーム幹部の妻から詳細な証言と物証が得られた。夫の様子に不審を抱いて携帯をチェックすると、こんなグループLINEが出て来たという。
玉木社長 加賀山取締役 この度はご招待・ご紹介頂きまして、誠にありがとうございます
これは夫とは別のある幹部の投稿だという。
LINEのグループ名は〈自己啓発セミナー#GoToデリバリー〉。参加者は常に入れ替わりがあって流動的だが、大体30人前後とみられ、全員が支店長やエリア長などの役職者である。
同グループの音頭を取っているのは取締役の加賀山健次氏。例えば今年3月中旬、東京の緊急事態宣言が明ける直前に、加賀山氏はこう投稿している。
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source : 週刊文春 2021年8月12・19日号