週刊文春 電子版

三浦春馬「遺書」の核心「僕の人間性を全否定する出来事が」――「優しさ」と「孤独」の30年

「週刊文春」編集部
エンタメ 社会 芸能

「死のうと考えているのを悟られないようにすることは苦痛でした」。彼が遺した日記帳には、人生の懊悩が綴られていた。彼の死を悼む声は尚止まず、原因をめぐって様々な憶測が飛び交うが、本人が遺した言葉、親族・友人の証言から彼が生きた30年を振り返る。

◆ ◆ ◆

〈実父との再会は人生を振り返るきっかけを与えてくれた〉

〈仲の良い人に会うときに「死にたい」と思っていることを悟られたくなかった。「ウソの笑顔」を作り、毎日ウソをつくのが苦痛だった〉

 俳優・三浦春馬(享年30)が東京都港区の自宅マンションで自殺を遂げたのは7月18日のことだった。俳優として順調にキャリアを重ねていた彼の死を未だ受け入れられないファン、業界関係者は少なくない。なぜ彼は死を選んだのか。

 死の直前に書き綴った日記には、実父と交わした言葉と死への衝動が克明に記されていた――。

 捜査関係者が明かす。

「三田署が事件性の有無を調べるため、マンションの防犯カメラを解析したところ、自殺前日の夜11時頃に三浦さんがゴミを捨てる姿が残されていました。捜査員が中身を確認したところ、自殺を連想させるものはなく、なぜか女性用の下着があった。昨年、三浦さんはミュージカル『キンキーブーツ』でドラァグクイーンを演じており、そのときに使用されたものではないか」

三浦春馬さん

 自室に残された三浦の日記には何が記されていたのか。長年、三浦と親しい関係にあった知人が明かす。

「そこには『死にたいと考えた』『どう死ぬべきか』といった自身の死についての考え方が長々と綴られており、遺書というべき内容です。これを読めば彼がいかに思い詰めていたか、よく理解できます」

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2020年8月6日号

文春リークス
閉じる