日本ハム球団公式ホームページに8月31日、川村浩二球団社長(60)の謝罪文が突然、アップされた。
内容は巨人に無償トレードで移籍した中田翔内野手(32)が在籍時に起こした暴力問題について球団と本人から説明、謝罪がなかったこと、また4月に球団公式ツイッターにあげた動画で差別発言があったことを認め、謝罪するものだった。
「直前に岩本賢一チーム統括本部副本部長が地元のラジオ番組で、中田が挨拶をしなかったのは、巨人との話し合いの結果という趣旨の発言をしてそれが報道されました。しかし実際は巨人で会見したのは日本ハムからの要請で、巨人の抗議で広報が慌てて岩本発言を訂正する騒動があるなど、改めて対応の悪さがクローズアップされ、今回の突然の謝罪文掲載となったようです」(地元放送関係者)
しかしこの謝罪文がまたも物議を醸している。
問題は2点で、一つは中田の移籍問題についてだ。
「『ファイターズの中田翔』としての声を発する機会を設けぬままの退団となってしまい、皆様を失望させてしまったことを、深くお詫び申し上げます」
謝罪文にある川村社長の言葉学である。
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source : 週刊文春 2021年9月16日号