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ハンカチ王子 引退でオファーしたあの報道番組

「週刊文春」編集部
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「憧れの人はPL学園の元エースで現在は日本テレビに勤務する上重聡アナ。学生時代から、『本当はアナウンサーになりたかった』、『野球をやめた後はスポーツキャスターになりたい』と熱っぽく語っていました」(大学時代の友人)

 10月1日、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹(33)が今シーズン限りでの現役引退を発表した。夏の甲子園を「ハンカチ王子」として大いに盛り上げ、楽天の田中将大(32)と死闘を繰り広げたのは2006年。早稲田大学を経て10年に4球団でドラ1競合の末、日ハム入りしたが、不調と故障が続いた。

引退を発表した斎藤佑樹

「11年間のプロ生活で1軍に登板したのは88試合。通算15勝と振るわず、ここ数年、何度も引退説が取り沙汰されてきた。昨年、右肘の靱帯断裂が明らかになった後も『やれるところまでやりたい』と執念を燃やしていたが、実はその頃から引き際を見極めていたようです」(スポーツ紙記者)

 10月3日に登板したイースタン最終戦では、マウンド上で涙を流すひと幕も。

「早実の後輩でもあるチームメイトの清宮幸太郎から『楽しんで投げてください』と言葉をかけられたことに感極まってしまったそうです。当日の鎌ケ谷スタジアムは異例の超満員。高校野球時代からのファンも詰め駆け、往年のハンカチフィーバーを彷彿とさせる盛況ぶりでした」(同前)

 1軍最後の試合は10月17日の対オリックス戦。当日は引退セレモニーも行われるが、ユニフォームを脱いだ後はどうするのか。

「本人は『何をすべきか、もう少し考えたい』と言って、親しい記者にも今後のことを明かしていませんが、実は、コロナ禍の前から秘密裏に芸能事務所やエージェントと接触していました。すでにそのうちの一社に所属することが内定しています」(斎藤の知人)

 早速、あの報道番組からもオファーがあったという。

「複数の番組が、知名度もあり爽やかな彼のキャラクターに興味を示しています。中でも、もっとも有力視されているのがこの10月にリニューアルしたばかりの『報道ステーション』(テレビ朝日系)。報ステでは前田智徳や川上憲伸が野球のコメンテーターを務めていますが、話題性とタレント性では斎藤は別格。若い視聴者層を獲得したい局側の思惑とも合致し、すでに水面下で打診しているようです」(テレビ局関係者)

 新しく報ステのメインキャスターに就任した元NHKの大越健介氏(60)とは知られざる縁もある。

「報ステ」の大越キャスター(番組HPより)

「大越さんは東大野球部の元エースで、日米野球の代表に選ばれたこともある野球通。3人の息子さんは全員野球経験者で、長男は05年に日大三高を甲子園のベスト8に導いた元エースです。1学年下の斎藤とは同年の西東京大会で対決し、投手として大越が投げ勝った上に本塁打まで放った。ハンカチならぬタオルで汗を拭いていたことから『手拭い小僧』の異名を取りました」(別の記者)

 報ステとの話が正式に決まれば、大越氏は息子の元ライバルと画面に並ぶことになる。大越家を訪ねると、多忙な大越氏に代わって夫人が語ってくれた。

「あの試合のことはよく覚えています。でも、プロ入りしたイケメンの斎藤さんとうちの子では比較にもなりませんよ(笑)。斎藤さんの(報ステ入りの)話は何も聞いていませんが……」

 当の斎藤にずばり尋ねると、否定も肯定もせず、「年内は日ハムの管轄下にありますので、質問は球団を通していただけるとありがたいです」と語るのみ。日ハムはこう答えた。

「現時点で確定していることはなく、球団としては、今後の方向性はあくまでも本人が決めることだと考えています」

 学生時代に夢見た“第二の人生”が実現するのは、来年以降になりそうだ。

source : 週刊文春 2021年10月14日号

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